フィールドにポールを立てる~壮大な夢~

 自分の夢やなりたい自分像を一度思い描くだけでいい。

それはなるべく大きな夢、
この生を掛けてもいいぐらいの壮大な夢がいい。

最終的な目的地をなんとなくでいいから見据え、
疑うことなく進むということは、
人生というフィールド太く大きく頑丈なポール
立てるようなものではないだろうか。

そして、そのポールと自分とを結ぶ頑丈な「ひも」が存在する。

なので、後はただ淡々とひもをたどり、
歩いていくだけになる。

そういう生き方をし始めると、

無駄な出来事、無駄な人間関係、無駄な作業・・・
無駄がなくなってくる。

コレは無駄、この人は自分の夢に繋がる、
これは損だ、得だ・・・などと左脳で考えているようでは
まだ、フィールドにポールが立っていない証拠。

最終的な目的地が決まっていて、
そこに確実にたどり着くことを確信しているなら、
日々のすべての出来事、人間関係は
そこへたどり着くためのツールとなる。

毎日のご飯作りや子供の送り迎え、
領収書の整理、町内会の行事、ごみ捨て・・・これらすべて。

どの瞬間に目的地への予兆が現れるかわからない。

だから、すべての瞬間に耳を澄ませておくことができるなら、
そこから声のない声を聴くかもしれない。

子供の寝言、近所のおばさんの噂話、
道をすれ違う人の電話での会話、喫茶店の客入り状況、
車の事故、天候、テレビのニュース・・・

これらが
「よし行け!」「それは待った!」「今がタイミング!」
など教えてくれるかもしれない。