コンプレックスから始まる流れは良くない
先日ある方々と会っていたときに
ある話が出たので私が言ったセリフがあるのですが
「強くなりたい、強くなりたい」
と何かを鍛錬し続けている人は
無意識下に
「私は弱い、私は弱い
だからこのままではいけないの!
こんな自分ではいけないの!
こんな自分を自分は認めない!」
とメッセージをずっと送り続けているため
いつまで経っても真に強くなれないんです。
だから
自分よりも優れている人、
幸せそうな人、
愛されている人、
自分が持っていないものを持っているように思える人を
妬んだり、逆恨みしたり、批判してみたり…
真に強い人は
“すでに自分は強い”という意識があるために
必死に強くなるための鍛錬をしません。
だって“すでに強い”と知っているから。
↑マトリックスの中のセリフみたいですが♪
だからそういう方が鍛錬したとしても
必死感がないわけです。
他に
自分に自信がなくて人を支配したい
とチープな技を色々と収集する人も居るのですが、
それも一緒。
しかし、人を魅了したい、慕われたい、意のままにしたい、
などの気持ちがあるのならば
チープな技を収集するのではなく
ご自分の人格を、内面を磨きに磨けばいい。
人生体験を積み、それらを学びとし、
どんどん魅力的な人間になればいい。
そうすれば自然に人に影響力を与えられる人間になる。
小技で人を何とかしようとしてもその効果は長続きしない。
例えば、異性を小技で射止めても
お付き合いする、結婚生活を送る…となると
会話も必要、気の利いた思いやりや配慮も必要、
価値観のすり合わせも必要、
お互いを教育し合ったり、切磋琢磨したりする作業が
必要になってきます。
そんな力を磨かずに
小技で何とかしようとする人の気が知れない。
ダイソーでたくさんの品を購入して
身につけたとしても
立派な魅力的な自分には慣れない。
自分にコンプレックスがある人ほど
そういった小技を集めようとする。
自分が歴史的価値ある美術品、
世界中の人々に親しまれる一流品になればいいだけのこと。
それなのに、その努力はしない。
お金で買える小技をいくらたくさん持とうと
上記のような人間にはなれない。
一流のオーラ、エネルギーを醸し出す人にはかなわない。
一流のオーラ、エネルギーを醸し出す人は
その人の人生の中で学び、自身を高め続け、
その結果、ある境地にたどり着いた人々のこと。